開く
量子状態 ∣ψ⟩=a0∣0⟩+a1∣1⟩ は
∣ψ⟩=a0∣0⟩+a1∣1⟩=(a0a1)のように列ベクトルで表すこともできます。
また、量子状態 ∣ψ⟩=a0∣0⟩+a1∣1⟩ について、その随伴 ⟨ψ∣ は
⟨ψ∣=∣ψ⟩†=(a0∗a1∗)という行ベクトルで表せます。
∣ψ⟩=(a0a1) と ⟨ϕ∣=(b0∗b1∗) について、その内積 ⟨ϕ∣ψ⟩ は
⟨ϕ∣ψ⟩=(b0∗b1∗)(a0a1)=b0∗a0+b1∗a1と定義されます。
また、量子状態に対して操作を行うことは、列ベクトルにユニタリ行列を左からかけることに対応します。
∣ψ⟩=(a0a1) と ⟨ϕ∣=(b0∗b1∗) について、その外積 ∣ψ⟩⟨ϕ∣ は
∣ψ⟩⟨ϕ∣=(a0a1)(b0∗b1∗)=(a0b0∗a1b0∗a0b1∗a1b1∗)と定義され、任意の量子状態 ∣ω⟩ に対して
(∣ψ⟩⟨ϕ∣)∣ω⟩=∣ψ⟩⟨ϕ∣ω⟩=⟨ϕ∣ω⟩∣ψ⟩が成立します。